Service

対話を通して人・組織・社会・地球の進化に伴走する

一人ひとりのリーダーシップを扱う「個人向け事業」。 人の集合体としての関係性を扱う「組織向け事業」。 垣根を越えたソーシャルイノベーションを扱う「社会向け事業」。 SDGsや気候変動などサステナビリティを扱う「地球向け事業」

4つの領域は決して個別に切り分けられるものではなく、システムとして密接につながり合い、この世界を織り成しています。

また、先の見えない時代に未知を探究するには、心や身体といった今の社会では扱われにくい領域を含めた「全体性」で関わることが必要です。

私たちmusuhiは、これらすべての領域を統合的に扱うために集った対話の専門家集団=ダイアログファームです。単にパッケージ化されたサービスを提供するのではなく、ありたい未来の姿と現状に合わせて進化するプロセスデザインで、共に未来を創造します。

Service Details

個人

for Self Mastery

リトリート

リトリートとは、慌ただしい日常から一旦離れて、心身ともに整え直すことです。自然の中で心身ともにリラックスし、深く内省し、互いに対話することで、自分自身や事業の原点について本質的な気づきや洞察を得ます。
「自然の中で一人で過ごす体験」と「焚き火を囲んでの人との対話」を交互に繰り返します。自然の中で一人で過ごす体験では、自然そして自己との対話によって内省が進み、人との対話では自分自身の体験を言語化し、共にいる仲間の言葉からも深い気づきや洞察を得ます。
musuhiは雄大な自然の力をかりて、自らの源へ還る旅路に寄り添います。

ラーニング・ジャーニー

持続可能な地域を実現するための事業に取り組む様々なプレーヤーに会いにゆく学びの旅を提供します。
彼らが活躍する現場を訪れて直接学んだ上で、夜には振り返りや対話を通じて参加者それぞれが学んだことを共有することで、より深い経験として学びとります。
訪問先やサステナビリティに関する基礎的な知識を伝える/参加者の顔合わせのための事前セッションや、旅を振り返り、改めて新たなビジョンを描くための事後セッションを含め、自分の想いと産み出したい未来をむすぶための新たな旅を提供します。

講座・ワークショップ

人・組織・社会・地球の進化に伴走するmusuhiには、多方面・多層的なスキルセットを培ってきたメンバーがいます。自身の人生に多様な形で向き合う中で、それぞれの世界観・あり方も養ってきました。
メンバーが得意とする様々なレイヤー・粒感のスキルトレーニングや、大転換の時代における世界観を拡張するような対話セッション、そして長期に渡る研修プログラムなどの機会を提供します。

組織

for Organization Development

経営者向け伴走支援

稀代の経営者である稲盛和夫氏が説かれているように「人生も経営も自分自身の心の反映」だと捉えています。
組織の経営は、リーダーである経営者の在り方が最も大切だと考えており、経営者の在り方に軸足を置いて、富や豊かさの循環も含めた伴走支援を行います。
「自分は何者で、どんな世界をつくりたいのか。」
そんな経営者の問いに寄り添い、エグゼクティブ・コーチングや伴走支援などを通じて、経営者の夢の実現を様々な角度から支援します。

対話型経営戦略策定支援

中期経営計画など中長期の戦略は、これまで一部の経営陣のみで策定され、トップダウンで一方的に発信されることがほとんどでした。ただし、昨今の激変する経営環境に伴い、策定する計画そのものと同じくらい、それを策定するプロセスにも重きが置かれるようになってきました。戦略は一度作ったら終わりではなく常に変え続ける必要があり、その戦略を実行するのは人であり現場だからです。
そのためには、トップダウンとボトムアップを融合させる形で、あらゆる部門・階層での対話を繰り返しながら、組織全体として戦略の「自分ごと化」を実現することが求められます。一見すると回り道のように見えますが、結果としてその戦略の実行/実効性を高めます。musuhiは、その組織に合わせた策定プロセスを総合的にプロデュースすると共に、それぞれの場で必要なことが話されるようファシリテーション支援を担います。

コーポレート・アイデンティティ(CI)策定支援

コーポレート・アイデンティティ(CI)とは「我々は何者か」を表すものであり、その企業組織の存在意義を社内外に問う行為です。ミッション・ビジョン・バリューなど理念体系の言語化から、ロゴなどのビジュアルデザイン、組織カルチャーの醸成や行動指針の策定に至るまで、その内容は多岐にわたると共に、そのすべてに一貫性を持たせてゆきます。
これだけ外部環境が大きく変化する時代においては、本当に大切なことは残しながらもアイデンティティを根本から問い直し、自ら臨機応変に変容してゆくことが求められます。それにはどこかの誰かが作った単に綺麗な言葉やデザインを掲げるのではなく、あらゆるステークホルダーとの対話を重ねていきながら、組織の内側から湧き起こってくるエネルギーを結晶化することが必要です。musuhiは、場と問いをつくることを通して、その組織進化のプロセスに寄り添います。

組織戦略立案・戦略人事実行支援

人事のファンクションには、「労務」「採用」「教育」「制度設計」「組織開発」などがありますが、本質的に重要なことは、それらの活動が「組織戦略」として一枚絵にデザインされたものかどうか(各活動が有機的に相互採用し合っているかどうか)、また、「経営戦略」実現のための「組織戦略」として、二人三脚になっているかどうかであると考えます。
「人が育たない」「離職率が高い」「採用がうまくいかない」など、表面化する問題は様々ですが、実はそれらの問題を画期的に解決するレバレッジポイントが、戦略性を持たせた人事活動の実行であったりします。
私たちは、経営・事業を推進する、大いなる力・希望として組織を扱います。組織戦略立案に際しては、ぜひ、貴社の経営理念や哲学、経営戦略について丁寧にヒアリングさせていただくところから始めさせてください。
※経営者や人事が集う、共創型の学び場、「戦略人事の郷中塾」も企画中です。

▼支援内容
・サーベイ・社内アンケート・インタビューによる定量・定性調査
・組織ビジョンの言語化・計画策定
・タレントマネジメントの実行支援
・人事制度の設計・運用見直し など

組織開発

『人や組織のパフォーマンスは、その場の関係の質に大きく左右される』これは誰しも身に覚えのあることではないでしょうか。たとえば、どんなに優秀な人材でも、心理的安全性の低いチームの中では持てる力を十分に発揮することはできません。この「関係の質」に対話を通してアプローチして「成果の質」を変えていく取り組みが、musuhiの組織開発です。
私たちは組織を一瞬一瞬変わりゆく“生きたシステム(有機体)“として捉えています。互いの素晴らしさや諦めかけていた夢、組織をより良くしたいという心からの願い。そのシステムを構成する一人ひとりの中の未だ語られていない「本当の声」が語られ、聴かれるその時、関係性に小さな変化が生まれ、そこから組織全体の変革がはじまります。
原因を分析して解決に取り組んでも問題が起こり続ける場合、関係性や文化といった領域に、皆がそれぞれ変容を求められる課題があります。対処療法ではなく、根本から組織をいきいきと生まれ変わらせたいという意志に、musuhiは場づくりと対話のテクノロジーで寄り添います。

▼組織開発支援内容(例)
1. 企画チームとの事前ミーティング(1~3回程度)
2. 社内調査(インタビュー・サーベイ等)
3. 組織の現状への見立て・組織開発施策のご提案
4. 組織開発施策の実行および、適宜企画チームとミーティング

採用戦略立案・実行支援

チーム・組織をつくる上で起点となるのが、人集め。人に恵まれれば、その後の組織開発・人材開発に投資する時間は削減すべきコストではなく、人と人、人と場との相互採用から、まだ見ぬ未来を生み出すクリエイティブな活動となり得ます。その意味で、チーム・組織における、最も大切な人事活動のファンクションは採用活動であると言えます。
musuhiが考える採用活動とは、「人」を経営資源として大切に取り扱うだけでなく、一人一人の「個」としての命が、持続可能に輝く未来を見据えたもの。そのためには、採用活動を通じて、「自分たちは何者なのか」「何を目指し、事業活動を行うのか」ということを再定義し、「誰に来てほしいのか」を研ぎ澄ます、採用コンセプトづくりから始めます。以下の活動を通じて、強固な採用ブランディングの確立を目指します。

▼採用活動支援内容
1. 採用戦略立案(採用コンセプト立案・戦略策定)
2. 求める人材像の策定
3. 採用要件定義・採用計画
4. 採用スケジュール
5. 採用媒体の選定とコンセプト設計・記事のディレクション
6. 面接内容の設計・面接官研修
7. 内定出し・内定者フォロー支援

研修

「研修を、やりっぱなしの研修で終わらせない」。これは、当たり前と言えば当たり前ですが、意外と難しく、緻密な設計がなされないことも多いものです。musuhiは、これをキチンとやります。人材育成課題の調査から始めることもありますし、研修活動そのものが、組織開発における一連の流れの中において最適なものとなるよう設計いたします。また、研修実施後の定量・定性成果の計測方法までアドバイスさせていただきます。
そして、もう一つ。「研修づくりは、願いから始まる」。musuhiが、研修という企業内教育活動の場を持つときに、何度でも立ち返るスローガンです。参加する人々に、何を伝えたいのか。どうなってほしいのか。まずは、その願いからお聴かせ下さい。
※ご要望に応じて、オリジナル研修をつくることも可能です。会場集合型・オンライン実施、どちらも可能です。

▼研修menu例
・企業理念研修(ミッション・ビジョン・バリュー研修)
・SDGs研修
・共感コミュニケーション研修
・リーダーシップ開発研修
・ファシリテーション研修
・チームビルディング研修
・新卒研修(マナー研修・社会人マインドセット研修)
・キャリア教育研修 など

1on1導入支援

1on1とは、その名のとおり、上司と部下で行う定期的な1対1のミーティングです。日本では、Yahoo!社の 1on1が注目されて以降、成長企業の40%以上が導入しているとも言われていますし、シリコンバレーではすでに文化として根付いています。
1on1を通じて上司は、部下がどういうキャリアを考えているのか、どういう悩みを持っているのかということを把握し、部下のサポートを行います。従来の1対1の「面談」との違いは、「部下のための時間」であること。評価者である上司から部下への一方的なコミュニケーションとは、相反するものなのです。つまり、 1on1は「対話型のコミュニケーション」になります。
musuhiの1on1支援の特長は、絶対的な心理的安全性を持たせ、お互いを尊重し、はつらつとした対話がなされるような場の設計と、企業様ごとに・その時々に応じた「問い」を持つこと。1対1の風通しを組織的に良くすることで、風土が変わる様をぜひご体験下さい。

社会

for Collective Social Innovation

コレクティブインパクト共創の場づくり

U理論の著者でもあるシャーマー博士は、
「望む現実を創り出すための意識の醸成には、自己や自分の組織だけの利益と部分最適を求める自我(エゴ)を越えて、システム内のすべての生命の充足を目的とした「全体性」から「自分は何者なのか」を問い直すこと、そして真の自己や社会のあるべき姿を深いレベルまで掘り下げることが必要だ。(出現する未来から導く)」と述べています。
musuhiは、望む現実を創り出すために、各々の意識の調和を図り、コレクティブインパクトが共創される場を創ります。薩摩リーダーシップフォーラムSELF等と共に、企業・NPO・行政・地域コミュニティなどが垣根を越えて大きな夢を共有し、社会課題を全一的に捉え、望む現実を創造するエコシステム・生態系を共に創ります。

地域ビジョン策定

ビジョンの策定は、望む現実を創り出す、とてもパワフルなツールです。そしてビジョンを策定するプロセス自体が、とても豊かなものです。
地域の独自性や社会的価値を見直し、ありたい未来の姿を創造するワークショップを通じて、地域のメンバーでの対話を重ねます。立ち現れてくるビジョンを迎え入れ、ビジョンをイラストやステートメント等で表現することで、ビジョンに息を吹き込みます。
ビジョンを仲間と共に探究し、一人ひとりの想いと地域の未来をむすぶ、豊かな生態系を共に育んでいきます。

地球

for Coming Back to Life

SDGs/カーボンニュートラル戦略・ビジョン策定

講演やSDGsカードゲームを用いて社員・職員に課題意識を共有した上で、自分たちの地域または企業の特性に合わせた戦略の策定に伴走します。
この過程そのものが組織の力になるように、環境、人事、経営、対話、プロセス設計など、あらゆる側面の専門性からサポートし、組織の可能性をともに探究します。

SDGs/気候変動の講演

SDGsや気候変動に関して、自分たちに何ができるのか。
地球規模の環境・社会問題と、自分の仕事や生活とのつながりについて、理解する場を提供します。
全体での短いレクチャーと、理解するためのグループ対話、そして問いや答えを共有する全体での時間を重ねます。時には個人でアクションを考える時間をとり、自分ごととして取り組むための意識を育てます。

2030SDGsカードゲーム

全世界で5万人以上が体験している2030SDGsカードゲーム(一般社団法人イマココラボが開発)を用いて、SDGsを理解しアクションにつなげるための場を提供します。
企業、自治体、地域、学校など、それぞれの意図に合わせて事前・事後を含めて場を設計し、アクションにつながるようサポートします。