岡田 味佳

Mika Okada

Chief Creative Officer / デザイン活動家

My Purpose

人生のパーパスとこれまでの旅路

Design that Reconnects – 根源につながりなおすクリエイションを

東京生まれ。UK発のオルタナティブカルチャーマガジン「Dazed & Confused」にて学んだ後に、ロンドンのデザインカンパニー「FRUITMACHINE」に合流。Japan Director として、国内外の事業をつなぐ架け橋を担う。2011年東日本大震災を機に、エネルギーの未来を自分たちでつくろうという運動に参画。これまでの産業成長型社会にはないデザインの在り方に希望を抱く。その体験を源に、文化芸術や地域資源活用事業、国際人権・環境保護事業、社会起業家支援、組織開発など多様な領域で、“Regeneration” を軸としたクリエイションに取り組む。2019年より、新たな未来を創る対話の場「EARTH DIALOGUE」を主宰。また2022年には、アーティスト中村峻介と共に「Art Earth Dialogue」を始動。デザインと対話を通して、人びとの願いや想いの根源につながりなおす活動を行っている。

Works

取り組んできたこと

国境を越えたクリエイティブな世界へ

「FRUITMACHINE」イギリス人ディレクター Martin&Waiのもと、デザインと言語と美味しい紅茶の淹れ方を学び、カルチャーマガジンをはじめ、ファッション・現代アート・音楽・ジャーナリズムなど様々な分野で、UKと日本と力を合わせ共にクリエイティブ制作をしてきています。デザインには、文化や言語、国境を越え、橋渡しとなる役割があることを体験。FRUITMACHINE は、わたしにとってデザインの原点であり、出会ってからずっと家族のような存在です。

生命の尊厳を大切にすること

東日本大震災を機に、日本では原子力への反対運動が各地で起こりました。そんな中 "NO" というネガティブな発信ではなく、"エネルギーをシフトしていこう" というポジティブな運動「エネルギーシフトパレード」が始まりました。心が大きく揺さぶられ発足会合に参画。放射性物質を吸収するという菜の花をモチーフに、大人も子どももだれもが参加しやすいシンボルをすぐに作り上げました。また、誰もが平等に生きられる社会を求める運動「EqualityActJapan」など、国際人権NGOにも長年関わってきています。一人ひとりが声をあげられる社会を創っていきたいです。

社会起業家のエンパワーメント

ビジネスを通じて社会課題を解決しようとする女性社会起業家が、活かし合い、応援し合うつながり「アジア女性社会起業家ネットワーク(AWSEN)」。多様性とうつくしさを軸に、さまざまな色やテキスタイルで表現をするブランディングデザインをしました。年2回バンコクで開催していたカンファレンス時には、東南アジア諸国の異なる母国語というコミュニケーションの壁を超え、それぞれの想いやビジョンを描くワークショップも実施しました。

また、沖縄では多様な領域と年齢のメンバーが集い学び合っていくプログラム「島ラブアカデミー」がスタートし、VI開発と「根源からの願いにつながる」ワークを担当しました。 "幹" となるソーシャルコンセプト、 "枝葉" となるビジネスアイデアを深める前にまずは、じぶん自身の "根っこ" とつながること。なぜわたしが起業するのか。わたしはどんな世界をみたいのか。内側にある想いを言葉にする難しさはあるけれど、それを受容し返答してくれる相手の優しさで、いつの間にか安心できる空間が広がっていました。

地球とのつながりを思い出す場づくり

2019年「地球の声を聴くワークショップ」へ導かれ、地球の現状に危機感を抱きました。その3ヶ月後、パタゴニア京都ストアさんのご協力のもと、新たな未来を創る対話の場「EARTH DIALOGUE」を仲間と始めることができました。一人ひとりの生命が地球の一部であることを思い出し、それを他者と聴き合うこと。お互いのつながりを思い出し、これからの未来を創造する礎になることを願い対話の場を開いています。回を重ねるごとに共鳴が広がり、今ではさまざま地域に心強いパートナー仲間がいます。

Projects

参画したmusuhiプロジェクト

  • musuhi VI 開発
  • musuhi Web 制作
  • Art Earth Dialogue

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